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体がほしがる水分

今年の福岡は、
梅雨に入っているにもかかわらず、
なかなかまとまった雨が降りません。

夏の時期の水不足も心配ですが、
真夏が一気にやってきたような暑さは、
人の体にとっても水不足の状態を引き起こしてしまいます。

のどの渇きを感じた時、
すでに脱水状態に陥っている可能性がありますので、
注意が必要です。

体重の2パーセントほどの軽い脱水状態でも、
体力は低下し、疲れを感じます。

5パーセントの水分が失われると、
脱水症状や熱中症などの症状があらわれます。

また血液中の水分不足によって、
体全体に酸素が届きにくくなり体の機能が低下します。

したがって夏場の水分補給は、
こまめに行う必要があります。

しかし、糖分の多いジュースや炭酸飲料、
生ビールやハイボールなどのアルコール摂取だけでは、
カラダによくありません。

そこで暑い時期の水分補給の際にお薦めしたいのが、
「やまだの青汁」です。

皆様に愛されているやまだの青汁ですが、
よりお客様に満足していただけるように、
パッケージとともにパワーアップして新登場です。

主原料の大麦若葉、よもぎ、抹茶は、
冷たいお水でもサッと溶けるように、
粒が細かくなりました。

また、汗をかくこれからの季節には、
欠かせない栄養素を摂るための目安になる、
ビタミンA・C・Kをはじめ、
葉酸、カルシウムなど必要な栄養素を
新しく表記しています。

暑さによる食欲不振で、
野菜不足になりがちな方や、
食生活が不規則にな方に
「やまだの青汁」をお奨めします。


お米の栄養

食の多様化によって、
朝食に和食を出さなくなる家庭が増えていることは、
周知の事実です。

出勤登校前の忙しい朝食の時間には、
簡単に食事を済ませられる食パン・菓子パンは便利ですから、
「新米が出る時期のコメ屋は忙しいので、朝食はパンで済ませる。」
といった笑い話にも、なぜか納得してしまいます。

2013年に世界文化遺産に登録された和食の国の実態としては、
なんとも複雑な状況です。

お米と日本人の関わりは非常に古く、
少なくとも3000年以上前の縄文時代から
日本人がお米をつくっていたことが明らかになっています。

岡山県では、およそ2500年前の水田が発見されています。

その後、弥生時代にかけて、
お米づくりは日本中に広がっていきます。

それ以来、日本の主食として、
なくてはならない食卓の主役です。

お米は、貴重な栄養源として大変バランスが良い食材です。

炭水化物というイメージが強いですが、
精白米100gあたりの炭水化物は、77.1%と多いものの、
タンパク質も6.1%含む、大変優秀な農作物です。※1

茶碗一杯のご飯(およそ150g)の中の栄養を、
身近な野菜に置き換えると、
プチトマト3個分のカルシウム、
とうもろこし1/3本分の鉄、
さやえんどう12枚分のビタミンB、
レタス1枚半分の食物繊維が含まれています。

老化防止ビタミンであるビタミンEは、
ゴマ小さじ8杯分が摂れます。

天候不順による野菜の値段高騰の中、
お米は、年中安心して食べられる食物といえます。

※1:五訂増補日本食品標準成分表


箸立てをスッキリしましょう

普段何気なく使っているお箸は、どのように保管されていますか?

何となく箸立てに、お箸を雑然と入れている方は、
少なくないと思います。

旅行に行った時に買い求めた箸や
スーパーで買った箸、
あるいは、いつもあるのだけれど、
いつ買ったか分からない箸、
果ては、ここ数年使ったことがない箸など、
窮屈に立てられていないでしょうか?

箸立てから揃いで取ったつもりの箸が、
長さが違う、
太さが違う、
柄が違う、
もう一方の箸を探すために、
箸立てをガチャガチャとしてまうことはありませんか?

そんなときには、
ストレスがかかっているかもしれません。

ストレスを受けると副腎皮質からコルチゾールという
ホルモンが分泌されます。

糖質コルチコイドの一種で、糖代謝をはじめ、
タンパク代謝、脂質代謝、骨代謝、
さらに免疫機構にも関与している、
生命維持に不可欠なホルモンですが、
糖尿病・肥満の原因を調べるために検査される、
別名:ストレスホルモンとも呼ばれています。

うつ病と関係あるホルモンでもあります。

箸を選ぶごときで、
ストレスを感じてはいけませんから、
箸立ての中身を、ひっくり返して、
整理してみましょう。

塗りがなくなったり、
折れた箸や
片方が無くなっている箸は、
思い切って処分しましょう。

箸立ての中に紛れ込んでいる、
お客様用の箸があれば、
違う場所に収納しましょう。

窮屈だった箸立ても、
ちょっと整理するだけで
適度な空きがうまれて
取り出しやすくなります。

「いただきます」の時にさっと取り出せる箸立てにすれば、
気持ちもスッキリします。

今ある箸を把握しておけば、
同じものを買ったり、
安価だからとつい買ってしまうこともなくなり、
いつもキレイな箸立てで
気持よく箸を選ぶことが出来ます。

嬉しいと感じる部分を、
一つ増やすことで、ストレスは軽減されます。

梅雨のうっとうしい時期に、気分が晴れる
手軽な箸立ての大掃除はいかがでしょうか。


お米と田んぼの価値

梅雨のシーズンになり、
秋から休んでいた田んぼもすっかり代掻きが終わり、
(しろかき:田植の前に水田に水を入れ、面を平らにする作業)
田植えの済んだ田んぼでは、
早苗がすくすくと育っています。

ずいぶんと洋食化が進み、
消費量が減ったとは言え、
日本人の主食は、お米です。

日頃、何気なく食べているお米ですが、
普通のお茶碗いっぱいのご飯の量について
ご存知でしょうか?

国の調査(※1)では、
炊きあがったお茶わん1杯のごはんの重さは、
およそ150グラム。

これを炊飯前の精米に置き換えると
65グラムぐらいになります。

その粒数は、およそ3250粒です。

収穫される時期の稲の1株は、
22本ぐらいの穂があり、
1穂には、およそ70~80粒のモミがついていますから、
ざっと2株でお茶碗一杯のご飯というという概算になります。
※2

家計という面から見ると、
お米の品種や購入する場所によって多少違いますが、
65グラムの精米の値段は、
平均するとおよそ33円です。

同じ調査で費用という面から比較すると、
食パン1食分(6枚切りを2枚分)は約50円、
ハンバーガー1個は159円、
ポテトチップス1袋(60~95グラム)は約152円となります。

ご飯一膳にちょっとした漬物を付けたとしても、
お財布に一番やさしいのはお米ということになります。

また、田んぼには、大雨の時に水を貯留させ、
下流域の洪水を軽減させる効果があります。

田んぼに水を貯めると、
夏場の「水打ち」と同じ効果によって、
周辺の気温が下がり、
ヒートアイランド現象を防止する効果など、
環境面からも日本の米作りは貴重だといえます。

※1 総務省 小売物価統計調査(平成25年度)
※2 参考データ:(公社)米穀安定供給確保支援機構


銀の不思議な殺菌効果

ミリエル司教からもてなされたジャン・バルジャンは、
銀の食器を盗んで逃げてしまうが、
改心して人を慈しむ愛を知る。

不遇の男の一生を、ドラマチックに描いたレ・ミゼラブルは、
フランス人作家であるヴィクトル・ユーゴーが
1862年に執筆した大河小説です。

この小説にも登場する銀という素材は
人の暮らしの中で食器や装飾品に多用されてきた金属です。

ギリシャ、ローマの時代から、
銀に殺菌・抗菌作用があることは、
経験的に知られていました。

アメリカの西部開拓時代には、
銀コインを牛乳に入れて殺菌したと伝えられています。

アメリカのアリゾナ大学では、
ブドウ球菌やサルモネラ菌など多くの病原菌に対する
銀イオンの殺菌効果が証明されています。

逆説的に言うと、
今まで問題らしい問題が見つかっていないことは、
銀の安全性の証明ともいえます。

近年は、銀の殺菌効果や消臭効果を利用した
家電製品や台所用品、化粧品など多くの製品が発売されています。

このような殺菌・消臭能力は、
銀イオンの存在がポイントとなっています。

銀は、水の中にあると銀イオンを溶出します。

水中に溶けた銀イオンは、
細菌の体内に入り込み、
細菌の活動を停止させます。※1

大腸菌に対してであれば、
銀がイオン状態のとき、
5~10ppbの濃度で死滅させる効果があります。※2

銀は、チューインガムの銀箔としても使用されています。

ゴマ粒状の顆粒薬のコーティング材として、
あるいは靴下や肌着など、
私たちの身近なところで多く利用されています。

今後も銀は、宝飾品ばかりでなく、
様々な分野で応用されていくでしょう。

※1:1929年にドイツの研究者であるG・クラウスによって、
水の中の微量な銀イオンが、
安全で優れた除菌効果を持つことが証明されています。

※2:深さ2メートル、幅20メートル、長さ25メートルの水泳用プールに1gという割合です。


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