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ブルーライトとルテインの関係

ブルーライトとルテインの関係

私たちを照らしてくれる光には、紫外線や赤外線、可視光線など、さまざまなものがあります。科学技術の発達によって、テレビやパソコン、LED照明などの生活に欠かすことのできない電化製品はブルーライトを発しています。

最近では、ブルーライトをカットするサングラスやシールドなどが販売されており、ブルーライトが目や身体に及ぼす悪影響も問題となっています。とりわけ、目の疲れに大きく影響し、目の健康を維持するために必要なルテインが大量に消費されるといわれています。

ブルーライトに囲まれる生活

現代の生活は、日の出とともに起床して活動し、日の入りとともに就寝するという原始的な暮らしから激変し、光の技術の進歩とともに一日中眠らない街などといわれる繁華街も存在しています。太陽の光以外に、照明やテレビ、パソコンやスマートフォン、携帯ゲーム機の液晶モニター、コンビニなどの商業施設や飲食店、レジャー施設の証明など、光がない世界は想像ができないものとなっています。

さまざまな色が複雑に合成されて発せられる光の中には、目や身体に与える影響が多いと問題視されるブルーライトが多く含まれており、網膜や黄斑部に与えるダメージが多いため目の健康を維持するルテインの減少にもつながるという考え方もあります。

ブルーライトが目に及ぼす影響

ブルーライトが目に及ぼす影響

ブルーライトは、他の光と比べると、波長が短いため、空中のチリやホコリによって散乱しやすいという特徴があります。それが、パソコンやテレビの液晶画面のぶれやちらつきといったものに表れ、目の水晶体の厚さを調整してピントを合わせようとして、目のまわりの毛様体筋を酷使し、疲れ目の原因となります。

また、ブルーライトは、紫外線に次いで非常に高いエネルギーをもっており、網膜や黄斑部に与えるダメージも大きいので、網膜疾患や黄斑変性症などを引き起こす原因の一つとも考えられています。ブルーライトは、網膜や水晶体にとどまりながら目の酸化を防ぎ、血流を良くして目の周りの筋肉をほぐす役割を果たすルテインを減少させることにつながりかねないのです。

ルテインで目の内側から守る

目の黄斑部には、ルテインやゼアキサンチンと呼ばれるカロテノイドの一種が備わっており、酸化を防ぐとともに眼球の周りの筋肉がスムーズに動くのをサポートしています。

ブルーライトが目にダメージを与えることによって、ルテインを大量に消費しながら、目の健康を維持しようと機能しますが、このルテインは加齢とともに減少してしまいます。ルテインは体内でつくりだすことができないため、緑黄色野菜などで経口摂取することが求められます。

一日に必要とされるルテインの量を毎日、規則正しい食事で補給できればいいのですが、不規則な食事や栄養の偏りなどがあるとそれも困難です。そのような際には、サプリメントで効率的に摂取することが望ましいといえるでしょう。


ルテインと視力の関係

ルテインと視力の関係

ルテインは、体内に吸収されると眼球の水晶体と網膜の中心部であり、ものを見る機能の中枢としての役割を担う黄斑部に蓄積されることがわかっています。黄斑部には多くの光を受容する細胞があり、紫外線などによるダメージを受けやすい部分でもあります。ダメージを受けると酸化が進み、活性酸素が大量に発生して視力に悪影響を与えることとなります。

ルテインが不足することによって視力にどんな影響があるのか、ルテインの摂取が視力回復に効果があるのかについて考えてみましょう。

ルテインと目のストレッチ

目のストレッチやツボ押し、近くや遠くを交互に見るなど、手軽にできる視力回復法があります。

強い抗酸化作用のあるルテインは、加齢とともにその量が減り、目の中で活性酸素が発生することによって視力が落ちてくることがあります。そのような場合には、ルテインの摂取が効果的といえるでしょう。

一方で、近視のように目に屈折の問題がある場合にはあまり効果が期待できません。ただ、近視になると目の使い方に歪みが生じてくるため、疲れ目に悩まされることが多く、その解消には効果があるといえます。

網膜や視神経による不調の場合には、より効果が期待でき、急に視力が落ちてきたという方は、ルテインの摂取と目のストレッチなどを併用するといいでしょう。

ルテインが視力に与える影響

目のトラブルのなかには、視界がぼやけたり、目がかすんだり、急に遠景から近景に焦点を合わせようとするとピントが合わなかったりして、視力の低下を引き起こすものがあります。これは、眼球付近に密集している毛様体筋の働きが衰え、水晶体の厚みを調節することができなくなって、網膜からずれたところに映像を映してしまうことによるものです。

ルテインには、強い抗酸化力があるとともに血流を改善して血管を強くするという働きがあります。したがって、毛様体筋をほぐし、本来の視力に近づけてくれるという効果が期待できるのです。

視力の悪化を防ぐためには、サプリメントなどで継続して摂取することが望ましいといえるでしょう。

ルテインの不足と視力

最近の研究では、ルテインが不足すると、眼球の水晶体や網膜が酸化によるダメージをもろに受け、白内障や黄斑変性症などの目の病気にかかるリスクが高くなることがわかっています。

白内障は、眼球の水晶体が白濁してしまい、視界がくもったり、かげりがあったり、物が幾重にも重なって見えたりする病気です。

黄斑変性症は、目の中の黄斑部に異常が生じ、視野の一部が欠けたり、物が歪んで見えたりして、最終的には失明の可能性もあるという病気です。

このような病気の予防のひとつとしてルテインの継続的な摂取が必要となるのです。緑黄色野菜を毎日たっぷりと摂ることが必要ですが、野菜嫌いの方には実践しにくいため、サプリメントなどで手軽に摂取するのもいいでしょう。


目のトラブルを予防してくれるルテインが多く含まれている食べ物

目のトラブルを予防してくれるルテインが多く含まれている食べ物

ルテインは、体内に吸収されるとそのほとんどが目の水晶体と網膜に蓄積されます。

活性酸素の発生要因となる紫外線や可視光線の一部のみを吸収して、眼球内を保護するとともに強い抗酸化力により、水晶体や網膜の酸化を防ぐ役目を果たしています。

視力の低下や眼精疲労、その他の病気など、あらゆる目のトラブルから守ってくれるルテインは、どんな食べ物に多く含まれているのでしょうか。また、効率よく摂取するにはどうすればいいのでしょうか。

ルテインを多く含むケール

ルテインを含む食べ物として代表的なものは、緑黄色野菜です。

ルテインは黄色の天然色素ですが、緑黄色野菜のなかにはルテインとは無関係の色素も含まれているため、ルテインの含有量が多いものを見た目で判断することは困難です。最も含有量が多い物としてあげられるのはケールです。そのままで食べるには苦みが強すぎて食事として摂取する機会はあまりなく、青汁として加工されたものが市場に出回っています。

ルテインの一日の摂取量として推奨されているのは、6~10㎎といわれているので、ケールを使用した青汁なら約1杯で摂取できます。比較的手軽に手に入り、最近では、味にもさまざまな工夫がなされていることから、毎日の摂取には向いていると言えるでしょう。

ルテインを多く含む野菜


Green Energy by Klangwelt . via Attribution Engine. Licensed under CC BY-NC-ND.

 

ルテインが多く含まれている食べ物としてあげられる緑黄色野菜のなかには、ホウレンソウやブロッコリー、芽キャベツやインゲンなどがあります。

なかでも100g中に含まれるルテインの量が推奨される一日のルテインの摂取量とほぼ同じであるホウレンソウはおすすめです。煮たり、炒めたり、おひたしにしたりとさまざまな料理法でおいしく食べることができますが、ルテインには脂溶性があり、油と一緒に摂ると吸収率が高まることから、油炒めなどで食べることがいいといわれています。

ルテインは、ビタミンCなどと違って、熱にも強いので、成分が損なわれることがないのです。炒め油が気になる方は、オイルを使用したドレッシングやマヨネーズをかけて和えるのもいいでしょう。

ルテインは継続的に摂取するのが理想的

ルテインはカロチノイドの一種であり、肝臓でリポプロテインと結合して血液の流れによって目や脳、皮膚など全身に送り届けられます。ただ、全ての栄養素の約60%は脳で消費されるといわれているので、目などにまでルテインをきちんと行き渡らせるためには、日頃からルテインの含有量が多い食べ物を積極的に摂取し続けることが必要となります。

緑黄色野菜は、季節によって、また天候不順による農作物の不作が続いたりすることによって、思うように入手できないこともあります。目にトラブルを抱えている方は一日、20㎎ほどのルテインが必要になることからも、サプリメントで手軽かつ効率的に摂取するのがいいといえるでしょう。


スポーツの秋、健眼の秋

夏の強い日差しもどこへやら。

暑さの煩わしさからも開放され、
食欲の秋、スポーツの秋、
さらに秋の夜長もあって、
読書にも良い季節となりました。

運動した後の疲れは、
お風呂に入ることやストレッチ運動をすることで
癒やすことはできますが、
読書に夢中になった後の目の疲れを
回復するというところまでは、
あまり気を使っていないというのが実情でしょう。

睡眠することで目の疲れが回復すればよいのですが、
目のかすみや字がぼやけることが多くなれば、
眼精疲労の蓄積を除くことについて考える必要があります。

秋に目の病気が多くなることは、
あまり注目されていません。

起きている間は、
常に目は働いています。

人の場合、
およそ80%の情報を目から得ると言われています。

季節を問わず私たちは、
パソコンやテレビ、睡眠不足、あるいはストレスなど
目を酷使しがちな生活をしています。

暗い照明の下で
本を読んだり書き物をする機会が増えると、
目の疲れが重なることになります。

これからの季節は日没の時間が早くなるので、
照明に気をつけるようにしましょう。

読み物をする場合には、
部屋全体を明るくし、
右のページから左のページへと読み進める
日本語の本の場合には、
左側に照明スタンドを置くことで、
手の影ができることを防げます。

また勉強をする際の姿勢にも注意しましょう。

紙面と目の距離が近すぎる状態が続くと
近視になる危険性が高くなるので、
保護者の方は、
お子さんが適切な机の高さと椅子の高さで
勉強しているか気を配ることも大切です。

眼の筋肉が動かないことで血流が滞り、
目の疲れを感るようになります。

目の周りに蒸しタオルをあてることで
血流が改善されて疲れが和らぎます。

酸化によるダメージを目は受けやすいので、
緑黄食野菜や鮮やかな色のフルーツなど、
抗酸化物質を多く含む食材を摂ることも大切です。

やまだのルテイン10には、
ベリー混合エキスをはじめ、
目の暗順応を改善する効果がある
マリーゴールドが採用されています。


こめかみのツボ[太陽]

疲れた時や頭痛がする時、あるいは目が疲れた時に、
こめかみを指圧すると、
多少症状が和らぐことを経験された方は、
多いのではないでしょうか?

こめかみと言われても、
その位置がよくわからい場合には、
あごを動かしてみてください。

その時に目尻のやや外側で、
骨が動いているのを感じることができると思います。

そこがこめかみです。

こめかみの語源は、「米噛み」です。

現在のように米を炊いて食べるようになる前には、
お米を生の硬いままで食べていました。

歯をかみしめたときに、目尻の外側の部分がよく動いているため、
米噛み→こめかみという由来があります。

東洋医学では、こめかみの部分のツボを「太陽」といって、
指圧によって目の周りのうっ血が緩和されるため、
眼精疲労のツボとされています。

また太陽のツボは、
別名「眼医者ごろし」といわれています。

多少オーバーな言い方ですが、太陽のツボを押すことで、
眼の病気とは無縁になる。その結果、
眼科医の生業が立たなくなるという意味でしょう。

今、ブラジルで開催されているワールドカップを、
目を凝らして観戦されている方は、
疲れ目の改善に、こめかみを押して
リラックスされてはいかがでしょうか。

ツボ押しが物足りなければ、
やまだ農園の「やまだのルテイン10」はいかがでしょうか。

徹底した品質管理のもとで栽培されたマリーゴールドを
採用していますので、疲れ目が気になる方には、お勧めです。


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