ナスで夏バテなし?

スーパーマーケットで夏野菜の主役として
顔を利かせているのがナスです。

長なす、丸なす、中なす、米なすなど
種類も豊富です。

東大寺の正倉院宝庫に保管されてきた
文書にも出てくる由緒ある野菜ですが、
他の野菜と比べると、低たんぱく、低カロリーで、
栄養価が特に多いほうではありません。

しかしブルーベリーなどに多く含まれる
ポリフェノールの一種であるアントシアニンには、
目の疲労を改善したり、
ガンや生活習慣病のもとになる
活性酸素を抑える作用があります。

またナスに含まれるコリンという
強アルカリ性の機能性成分には、
血圧を下げる、あるいは胃液の分泌を促す、
動脈硬化を防ぐなどの作用も認められています。

夏野菜に多く見られる体を冷やす効果もあり、
ナスにはとくにその作用が強く認められます。

新鮮なナスにはあくがあるので、
真水、あるいは塩水に浸けて
あく抜きをしたほうが良いですが、

炒めて良し、焼いて良し、煮て良し、
さらに漬物良しと、
ナス料理はレパートリーの幅が広いので、

夏バテ防止の野菜として上手に調理して、
旬をおいしくいただきましょう。


夏カレーで夏バテに対抗

ウコンや丁字(ちょうじ)は、
漢方で使われる生薬(しょうやく)としてよく知られていますが、
ウコンは別名ターメリック、
丁字は別名クローブ、
と呼ばれるスパイスであることをご存知でしょうか?

この二つの漢方が材料として使われている料理があります。

それはカレーです。

漢方薬で調合されているいくつかの生薬は、
カレー用のスパイスとしても共通しています。

日本の市販カレーのルーには、
本場のインドカレーと同等、
あるいはそれ以上の15~30種類のスパイスが、
含まれています。

日本薬科大学の丁教授は、
この点に着目し、
東洋医学の観点から
カレーが脳や体に及ぼす影響を研究しています。

研究の結果、
カレーを食べることで、
脳内の血流が2~4%増え、
情報処理能力が活性化される、
と言う結論を得ています。

また、カレーに使われる香辛料には、
食欲を増進させる働きや
新陳代謝を活発にして脂肪を燃焼させる作用もあります。

メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースで活躍する
イチロー選手も、
昼ごはんにはカレーを食べていたという話は有名です。

カレーは、
炭水化物、タンパク質、ビタミンなど
栄養学的側面から見ても、
バランスがよくとれている料理です。

夏バテ解消に、
ビタミンB1が豊富に含まれている豚肉や
加熱しても壊れにくいビタミンCを含むゴーヤなど
夏野菜をたっぷりと入れた、
暑さに負けない夏カレーはいかがでしょうか?


おかゆと梅干し

夏場は食欲がなくなったり、
冷たいものを摂り過ぎることよって、
体調不良や消化不良を起こしてしまいます。

また冷房の設定温度が低すぎるために、
夏風邪をひいてしまう場合もあります。

胃腸の調子が悪い場合には、
とりあえず「おかゆ」
というご家庭もあるかと思いますが、
気をつけなければならない点があります。

おかゆは、
炊きあがったお米を、
柔らかく煮て作るため、
消化吸収が良いと考えられています。

柔らかいおかゆは、
すするように食べることができるので、
大変有り難いものです。

しかし、
「柔らかく煮てある=消化吸収が良い」
と考えられているところに、
落とし穴があります。

普通の食事の場合、
噛むことによって、
米のデンプンを麦芽糖へと分解するβ-アミラーゼが、
唾液腺から大量に分泌されるため、
食物は、これらの消化酵素とともに
胃へと運ばれます。

しかし、おかゆの場合、
噛まずに食べてしまうことで、
唾液が充分に分泌されない状態で、
胃にたどり着くため、
唾液に含まれる消化酵素が
不足した状態に陥っています。

その結果、
消化吸収が悪くなってしまいます。

つまり、
おかゆは食べやすいけれど、
消化されにくい食事ということになります。

体調がすぐれない時は、
胃腸の調子も悪くなっている場合が多いため、
消化を助ける食べ方に注意を払わなければなりません。

消化酵素の分泌を促すという方法として
梅干しを一緒に食べることで、
この問題点を解決できます。

梅干しを食べることで、
唾液の分泌が促されることは、
みなさんご存知のはずです。

今、このコラムを読まれている方でも、
梅干しという言葉を見た瞬間に、
口の中に唾液が溢れてきたという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

梅干に含まれるクエン酸は、
唾液の分泌を促し、
唾液とともに分泌されるβ-アミラーゼが、
消化吸収を助けます。

唾液の分泌を促す梅干しと
食べやすいおかゆの組み合わせは、
理にかなったゴールデンペアと言えます。


ビタミンと調理法

旬の野菜には、
その時期に応じた季節を乗り切るための
栄養素が多く含まれています。

夏野菜にはビタミンが豊富ですから、
しっかり野菜を摂ることで、
夏バテに対抗しましょう。

野菜に含まれているビタミンを
上手に調理するための方法は、
野菜ごとに異なります。

体内でビタミンAに変わるβ‐カロテンは、
油で調理すると吸収されやすくります。

インゲンやピーマン、しそ(大葉)は、
天ぷらなどの揚げ物や、炒め物にするのがおすすめです。

ビタミンCは、
加熱すると失われやすいのですが、
ピーマンやゴーヤに含まれるビタミンCは
熱に比較的強いので、
炒め物でもビタミンCを摂れる食材です。

また、ビタミンCは、水に溶けやすいので、
トマトやきゅうりなどサラダなど
生で食べるとよいでしょう。

みょうがや生姜などに含まれる
ビタミンB群も水に溶けやすいので、
薬味やサラダとして
食べることをお奨めします。

■夏野菜ワンポイントメモ
├トマト
|├栄養素 カロチン、リコピン、ビタミンC、E、カリウム
|├特徴 トマトの赤い色に含まれるリコピンの抗酸化作用はβカロチンの2倍
|└調理 ビタミンCは生食、リコピンの吸収率が高いのは加熱料理
├冬瓜
|├栄養素 ビタミンC(トマトの2倍)、食物繊維、カリウム
|├特徴 カリウムには、余分な塩分を排出する作用
|└調理 和風にも中華いずれの煮物にピッタリ。低カロリーでダイエット野菜
├ゴーヤ
|├栄養素 ビタミンC(トマトの5~6倍)、カリウム
|├特徴 ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくい
|└調理 苦味成分は消化力を高めるので、豚肉や豆腐と一緒に炒める
└枝豆(大豆)
├栄養素 ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウム、鉄
├特徴 野菜の中でも特に栄養価が高く夏バテ防止に最適
└調理 茹でる、炒める、揚げる、オールマイティな調理で利用可能

既に暑さで食欲が減退気味に方には、
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不足しがちな食物繊維がたっぷり。
ビタミンやミネラルも
手軽にバランスよく摂れます。

夏の暑さを乗り切るために
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夏バテとビタミンB1

代謝によって、
私たちの体の組織は、
常に新しく入れ替わっています。

したがって一年を通じて、
体にとって必要な栄養素を
摂り続けなければなりません。

バランスよく継続的に摂るとともに、
季節的な要因を考えて、
気をつけなければならない栄養素もあります。

特に高温多湿である日本の夏は、
いつもと同じ行動をしていても、
他の季節とは比較にならないほど
エネルギーを消耗しています。

体内では、
暑さによる体温上昇を下げるために、
血管は拡張し、
血液を多く流そうと心臓の心拍数は増加しますが、
発汗によって体内の水分が少なくなることで、
血液の粘り気が増すため、
心臓への負担が増え、
余計なエネルギーが必要となります。

さらに汗をかくことで、
ミネラルの消失も、
他の季節比較にならないほど多くなります。

その一方、暑さによる食欲不振で、
栄養補給がしづらいという点でも
夏は、厄介な季節です。

食事が炭水化物系の素麺やうどんなど、
あっさりしたものばかりに偏り、
栄養のバランスが崩れがちです。

食欲不振には、あっさりした食事は効果的ですが、
肉を食べる機会が少なくなることで、
ビタミンB1が不足し、
エネルギーが作りづらくなります。

いつもよりエネルギーが必要な季節であるのに、
活動するための栄養素を十分に補給できない事態は、
体調の不良と直結します。

夏バテ対策には、
ビタミンB1を多く含む豚肉の料理が良いのですが、
真夏に胃がもたれる豚肉はちょっと重い
と思われるならば、
豆腐、ゴマ、枝豆、落花生など
植物系の食材に含まれるビタミンB1を摂るという方法もあります。

冷やし中華に豚肉の加工食品であるハムを
少し多めに添える、
暑気払いのためのウナギの蒲焼も
夏バテ対策の料理といえます。

また、アリシンが多く含まれる
ニンニクやネギを一緒に食べると、
ビタミンB1の吸収をサポートしてくれます。

日々のバランス良い食事が
暑さに負けないコツと言えます。

それと、水分補給を忘れてはいけません。

汗と一緒に失われるミネラルを摂ることに、
心がけることも大切です。

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これまでよりも粒が細かくなり、
冷たい水にもキレイにサッと溶けます。

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