炭酸水がカラダに良い話
最近では、サイダーやコーラなど、
甘味料の入った炭酸飲料と同じように、
無糖の炭酸水も人気があります。
かつては、ハイボールのように、
アルコールを割るための炭酸水
という使われ方が主流でしたが、
最近は、「糖分控えめ」といった健康嗜好によって、
単独でも飲まれるようになってきました。
そのため、店頭で売られている炭酸水の種類も
増えています。
飲料水として人気のある炭酸水ですが、
飲むためだけでなく、
健康や美容に役立つ活用法にも注目されています。
美容エステでは、炭酸スパ、
ドラッグストアでは、炭酸バッグといった
炭酸を利用した商品が増えています。
では炭酸が体によい理由とはなんでしょう。
炭酸水を飲む場合、
水と二酸化炭素が体に入ります。
その結果、
血液中の二酸化炭素濃度が上昇し、
脳は、体内の酸素が不足していると判断します。
この状況を緩和するために、
私たちのカラダは、血管が拡張して血流を促進し、
肺から送り込まれる酸素を活発に取りこもうとします。
血流の促進によって、消費エネルギー量が増えるため、
ダイエットの効果が期待できるのです。
また、炭酸ガスは、乳酸を効率よく分解するため、
炭酸水を飲むことで、新陳代謝を高めます。
その結果、疲労回復の効果と共に、
老廃物の排出も促されます。
炭酸ガスはタンパク賃と結合する性質もあるため、
皮膚を炭酸水にさらすことで、
毛穴の奥の古い角質や皮脂を除去してくれます。
さらに弱酸性ですから、炭酸水を体の表面に塗ることで
抗菌作用も期待できます。
飲んで良し、塗って良しの効果がある炭酸水に、
今年の夏は注目してはいかがでしょうか?