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体に重要なカリウムって実際はなあに?

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カリウムって体でどういう働きをしているの?

カリウムの主な働きは、心筋に関係するものと言えます。心臓機能、心筋機能の調整を行い、血圧を調整する作用も持ちます。命に直結するとは言い過ぎかもしれませんが、それに準じるほどの重要性を持っている事は確かでしょう。

これとほぼ同じ働きをする栄養にナトリウムがあり、2つが協力し合って身体の健康を守ります。これら2つのバランスが、体内の浸透圧調節(水分調整)に作用します。他にも、神経細胞(膜)の刺激伝達、筋肉弛緩の調節、細胞のエネルギー生産に関わる作用、腎臓における老廃物の排泄を促す利尿作用など、実に様々な働きを持った非常に重要な役割の栄養です。

これが欠乏すると低カリウム血症となり、逆に過剰吸収(腎臓が弱い場合のみ)されると高カリウム血症になります。様々な役割を持っている為、減り過ぎても増え過ぎても、身体への影響が大きくなるのです。

カリウムが不足すると・・・

カリウム不足による症状の代表例として、不整脈・高血圧が上がります。先述した通り、心筋機能や血圧調整に大きな影響力を持っている栄養の為、欠乏時に最も症状が出やすい箇所もこれらになります。

他にも、筋肉の弛緩を調整する作用を持つ為、これが不足すると、こむらがえりや、(腸運動が弱くなる為)便秘になってしまいます。これらの症状は、全て「低カリウム血症」というれっきとした病気と捉えられます。また、夏バテもこれが一因となります。

カリウムが不足する要因として、ナトリウム(塩分)の過剰摂取・タバコ・アルコールなどの嗜好品や、ストレスなどがあります。また、これは水溶性ミネラルである為、水分と共に(汗のかき過ぎ・下痢など)失われてしまいます。これが夏バテの一因とされる所以です。夏など大量発汗が避けられない時期は特に注意が必要と言えるでしょう。

何を食べればカリウムを多く摂取できる?

カリウムを多く含んだ食べ物は、ジャガイモなどのイモ類・ナッツ類・野菜類(ほうれん草などの葉物がおすすめ)・海藻類などが挙げられます。これはミネラルの1種でもある為、ミネラルが多いとされる食べ物に多く含まれていると考えて良いでしょう(食べ物ではありませんが、ポカリスエットなどのスポーツ飲料にも多く含まれています)。他にも、アボガド・バナナなど果物も良いでしょう。ただし、リンゴなど含有量が低い物もある為、果物ならば良いという訳でもないので注意が必要です。

カリウムは熱に弱い栄養です。加熱調理でも失われる他、煮込み料理の場合は、3割ものカリウムがその食材から失われてしまいます。この為、効率良く摂取したいと思えば、生の果物やドライフルーツ・ピーナッツなどが適当と言えるでしょう。


自分は大丈夫?気になる口臭を治す方法

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まずは2分でチェック!自分の口臭を確認する方法

自身の口臭に関してはなかなか気付きにくいことから、本当は周りに口が臭いと思われていないかどうかが気になるという方も多いと思います。判定器具を用いるなど、自分の口臭を確認する手段はさまざまありますが、最も手軽なのは袋やティッシュを使う方法です。

袋の場合はまず息を吹き込み、一旦閉じ込めます。2、3分程度経ってから、その息を嗅いでみることで確認が可能です。ティッシュの場合は、唾液を染み込ませ、その臭いを嗅ぐという方法になります。それでも自分の口臭がいまいちわからないという場合は、誰かに直接チェックしてもらうという方法もありますが、臭い場合は恥ずかしさもあると言えるので、なるべく自分で確認したほうが望ましいでしょう。

臭いの有無や強さは日毎に異なるので、定期的にチェックすることが大切です。

口臭の原因はどこにある?

口臭の原因は数多くありますが、代表的なのは生理的なものと、食べ物によるものがあります。

起床した直後はなんだか口が臭いと感じたことがある方は多いと思いますが、これも生理的な口臭の1つです。空腹時にも発生する可能性はあるものの、生理的なものに関しては、いずれも唾液の分泌量が関係していると言われています。食べ物は、ニンニクやお酒などを摂取した際に起こる口臭で、一時的に起こるものです。

また、ストレスや緊張が原因になることもあります。生理的なものと同じく、唾液の分泌量が減ってしまうと、菌が繁殖し、口が臭くなってしまうのです。他にも、歯周病などの病気によるものも挙げられます。これだけ沢山の原因がありますが、裏を返せば、殺菌作用のある唾液の分泌を促すことができれば、十分に予防することができるのです。

自宅でできる口臭予防法

口臭は病院の外来で治療することもできますが、自宅でも手軽に予防や改善ができることなので、日頃から対策を行うのが効果的です。手軽な予防法としては、食生活の改善とマウスウォッシュの活用が挙げられます。食生活はまずニンニクなど、臭いの原因となる食材を摂らないようにすることが大切です。マウスウォッシュは殺菌作用があるので、菌の繁殖による悪臭を防ぐことができます。ただ、マウスウォッシュに関しては一時的な効果しか得られないので、日頃の歯磨きを徹底し、臭いの原因となる歯石を綺麗に取り除いていくことも忘れないようにしましょう。

また、あまり知られてはいませんが、青汁も口臭対策になると言われています。青汁に含まれているクロロフィルという成分は、口臭や体臭を予防する効果があるのです。

このようにさまざまな予防法がありますから、徹底して臭いを除去していきましょう。


女性に多い便秘を解消する方法2つ

110610_1実は◯◯日を過ぎてからが便秘

健康や美容を考える上で、便秘に悩まされている女性は非常に多いと思いますが、厳密に何日間排便しないと該当するかについては、知らない方も少なくないのではないでしょうか。

日本内科学会では具体的な日数が定められており、排便が3日以上ない状態が続くと便秘だと言われています。また、毎日排便していても、残便感があるという場合にも該当するのです。機関や国によっては細かな定義が異なってきますが、自分が便秘になっているのかどうかを判断するには、日本内科学会の基準を参考にするのも1つの手ですね。
3日以上排便がない状態が続くと、身体にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。腸内に便が溜まったままになると、毒素を体内に吸収してしまったり、痔や大腸がんになるリスクもあったりするのです。快便ではないと感じたら、まずはどれくらいの間隔で排便できているかを把握しておくのが賢明だと言えます。

便秘と食事ってやっぱり関係あった!

自律神経やホルモンバランス、ストレスの影響で便秘になるものだと言われていますが、食事も大きく影響してきます。タンニンやカフェインが含まれている食べ物や飲み物を摂り過ぎると、腸の動きが鈍り、便秘になってしまうのです。また、肉類もたんぱく質が多いために腸内の悪玉菌が増えてしまいます。

これらの症状を改善するためには、善玉菌が多く、消化にいい野菜や果物、乳製品などの摂取が必要不可欠です。特に、野菜に関しては栄養バランスにも大きく関わるものなので、毎日食べるのが理想と言えるでしょう。

その中でも効果的なのは、食物繊維やビタミンが豊富に含まれている青汁です。老廃物を除去してくれる効果もあるため、腸内環境だけではなく、身体の調子も整えてくれます。ヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂れば、相乗効果にも期待することができるでしょう。

便秘解消のための運動法とは?

食生活の改善以外にも、運動で便秘の解消を促すことも可能です。さまざまな運動法の中でも、特に重要となってくるのは腹筋を鍛えることです。便秘の原因としては、腹筋が足りないために排便がうまくできないという方も少なくありません。特に、女性は筋肉量が少ないために悩まされることが多いですから、まずは腹筋を鍛えるようにしていきましょう。

腹筋を鍛える方法としては、ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、さまざまなものがありますが、できるだけ挫折しないものを選ぶのがベストです。また、運動をしなくても、日頃からお腹の筋力を意識した生活を行うことでも、ある程度の改善を見込めます。活発に動くように心掛けたり、腹式呼吸で生活するなどでも、腹筋を鍛えていくことができるでしょう。

お腹の筋力が鍛えられれば、それだけでも便秘解消に繋がるのは確かです。


習慣と食事で治そう!冷え症解消法

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「冷え」って何で起きるの?

冷え症は特に女性が悩みがちな問題ですが、なぜ女性に多いのでしょうか?その理由は主に体内の脂肪量が関係していると言われています。筋肉は熱がこもりやすく、代謝もよいものとされていますが、脂肪の場合は、冷えてしまうと熱が元に戻りにくいのが特徴です。女性は男性よりも一般的に筋肉量が少ないと言われています。そのため、一度冷え症になるとなかなか改善ができずに困る方が多いのも確かだと言えるでしょう。

他にも、ホルモンバランスや自律神経が乱れたり、ストレスなどで冷えてしまったりすることもあります。このような症状が起こると、血の巡りが悪くなったり、脳の電機信号がうまく伝達せず、自動的に体温調節をすることができなくなったりしてしまうなどといった事態が発生するのです。また、貧血や低血圧、その他の病気による症状でなる場合もあります。

このように、冷え症にはさまざまな原因があるので、習慣や食生活で予防や改善をしていく必要があるのです。

習慣で治す冷え性

習慣で冷え症を治すには新陳代謝を上げ、血行を促進するストレッチやマッサージが効果的です。全身に対し、習慣づけて行うことで、血の巡りをよくし、改善することができるでしょう。ストレッチやマッサージは、他にも身体の凝りや倦怠感もよくなってくる上に、ダイエット効果なども期待できるので一石二鳥ですし、できれば毎日行うように取り組むのがベターです。

さらに、入浴中や、その直後に行えば、血行を促進する効果を高めてくれます。ただ、入浴の仕方には注意しなければなりません。冷え症だと、身体を温めなければならないという意識が働きがちですが、あまりに熱いお湯は自律神経を鈍らせてしまうため、逆効果となります。40度程度のぬるま湯に浸かるようにし、それ以上暑いお風呂には入らないようにするなどの工夫が必要です。

これらを習慣化すれば、冷え症を少しずつ着実に治していくことができます。

食べ物で治す冷え性

習慣だけではなく、きちんとした食生活をしていくことでも冷え症を治すことができます。血行の促進が前提ですから、血をサラサラにするものとして野菜類が挙げられるでしょう。しかし、野菜なら何でもいいというわけではありません。中には、血液の循環はよくなるものの、身体を冷やしてしまう食材もあるのです。

まず、効果があると言われている食べ物はごぼうやにんじん、レンコンなどがあります。これらは血液をサラサラにする上に、身体も温めてくれるでしょう。特に期待できるのは、ニンニクや生姜です。逆に、摂り過ぎると身体を冷やしてしまうものは緑黄色野菜になります。

もちろん、冷え症対策のために一切摂らないとなると、栄養バランスが崩れてしまう可能性があるため、偏り過ぎない範囲で摂り入れることが大切です。栄養価の高い青汁に生姜を入れて飲んだり、ホットにした青汁を飲んだりすれば、栄養バランスを考えながら冷え症の改善に期待できるでしょう。


みんな陥りがち!な野菜不足の解消法

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そもそも1日に必要な野菜の量は?

身体の調子を整え、健康や美容に気を配るなら、栄養バランスを考えて食事を摂ることが重要になります。しかし、十分に摂取できていないものとして野菜が挙がる方は多いのではないでしょうか。そもそも毎日どれだけの量を摂ればいいものなのか、よくわからないという方もいると思います。

1日に必要な野菜の量は350グラムと言われていますが、その中でも緑黄色は120グラム程度、淡色は130グラム程度が一般的な目安です。緑黄色はピーマンやにんじん、南瓜などで、淡色はたまねぎやレタス、大根などに分けられます。まずは緑黄色と淡色の違いについて、きちんと理解した上で、毎日の食事に気を配ることを心掛けるのが理想的です。

単に350グラムの野菜を摂取することを目指すのではなく、適切な量を意識して摂ることで、身体の調子はもちろん、食生活も改善されるかもしれないですね。

あるある。。こんなにも野菜を食べられない理由

適切な量についてきちんと理解してはいるものの、野菜をそんなには食べられないという方は少なくないと思います。食の好みや家庭環境にも関わってくるものですが、理由はさまざまです。

まずは野菜があまり好きではない、もしくは嫌いな方は自然と摂りたがらない傾向にありますし、偏食の方はサラダなどを摂る習慣をつけていないために不足になりがちと言えます。または、仕事が忙しいから自炊できていないなど、現代人が食べられない理由を挙げたらキリがないほどなのは確かです。他にも、食物アレルギーがあるために食べられないという方もいます。

単に野菜を多めに摂ることを意識するだけでは、なかなか改善できない問題なので、工夫した摂り方も必要になってきます。食べたくても実現が難しいということなら、特に気を配ったほうがいいのは確かです。

出来る人はやっている、野菜摂取法

野菜不足の方が少なくない現代ですが、きちんと徹底している方がいるのも事実でしょう。毎日の献立に意識して取り入れ、サラダやおかず、汁物などで栄養バランスのいい食生活を心掛けている方もいます。しかし、忙しい方は食事に気を配るほどの余裕はないものですよね。

そんな時は、より効率よく摂取するために、青汁を飲んでいる方が多くなっています。野菜ジュースで補う方もいますが、それよりもミネラルや食物繊維などの栄養価が高く、バランスのいいものとして支持されているので、人気が高くなってきているのです。クセのある飲み物として敬遠する方も少なくはありませんが、昔のものと比べると摂取しやすいですし、美味しさも向上しています。水に溶かして飲むだけなので、サラダを食べるよりも遥かに手軽で効率的な方法となっています。

毎日の食事を考えるのが大変な方は、青汁を毎日飲むことで野菜不足を補っているのです。


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