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ルテインで青色光をブロック

人の体は水分で満たされているということは、
よく知られています。

体重のおよそ66~68%は水分です。
体重50kgの人であれば、
ざっと34kgが水という計算になります。

また人の体は水によって満たされているばかりでなく、
水とともに体の組織は、絶えず入れ替わっています。

血液は、100~120日間ですっかり入れ替わります。

入れ替わる速度が遅い骨であっても、
幼児期ではおよそ1年半、
70歳以上の高齢の方でも約3年で入れ替わります。

入れ替わるとは言っても加齢によって、
再生されるスピードや全体の量が少なくなる場合もあります。

年齢を重ねることによって、
コラーゲンが肌から失われていくことは皆さんよくご存知のはずです。

また入れ替わりのスピードが遅くなることで
シミやシワが増えるという悩みも避けられない現象です。

その対策として、
肌が赤く日焼けする主な原因となる紫外線B波(UVB)や
肌が黒くなる日焼けの主な原因となる紫外線A波(UVA)を
防ぐための日焼け止めクリームを使用しますが、
光線の中で最も高いエネルギーを持つ青色光を防ぐことはできません。

青色光は、蛍光灯やLEDなどの可視光線にも含まれています。

青色光は光の波長が違うため、
日焼け止めクリームで防ぐことはほとんどできず、
肌を通過しながら光酸化ストレスを引き起こします。

そこで青色光に対抗する成分として、
近年ルテインが注目されています。

ルテインは紫外線による光ダメージにによって、
生成される活性酸素から細胞を守るだけでなく、
青色光を吸収することで、光酸化ストレスをブロックします。


目のヒーロー「ルテイン」

マンガのスーパーヒーローと言えば、
鉄腕アトムや仮面ライダーなど日本のキャラクターを
思い出される方も少ないと思いますが、
昭和30年代にアニメ界のヒーローとして先陣を切って登場した
ポパイをご存じでしょうか?

怪力の大男ブルートから恋人のオリーブを守ろうとする
セーラー服姿のポパイが、
ピンチの時に食べるアイテムが、ほうれん草の缶詰めです。

ほうれん草でパワーアップしたポパイが
ブルートに立ち向かう姿は、
ほうれん草を嫌いな子が多かったアメリカの子どもたちに、
食べる勇気を与えてくれるヒーローでした。

お母さんたちにとっては、「ポパイみたいに強くなりたいなら、
ほうれん草を食べなくちゃ!」という決めゼリフが
ずいぶん助けてくれたことでしょう。

ポパイが好きなほうれん草には、ビタミンA、ビタミンB1、B2、
鉄分などの栄養素が豊富に含まれていますが、
ルテインが多く含まれている野菜でもあります。

100g中含まれるルテインは、
ブロッコリー1.90mg、夏かぼちゃ1.20mgなどに対し、
ほうれん草は、10.20mgと他の緑黄色野菜と比べても
圧倒的に多いことが分かっています。

ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれるルテインは、
強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種で、
特に眼の水晶体と黄斑部に多く存在します。

ルテインの抗酸化作用によって、
光による酸化ダメージを軽減してくれます。

またルテインには、光を遮る性質があるため、
目が正常に機能するための働きをサポートしてくれます。

ほうれん草に含まれるルテインは、
脂溶性成分(油に溶けやすい成分)ですから、
油を使った調理をすることで、
体内への吸収効果が高まります。

ほうれん草のエグみが気になるのであれば、
「やまだのルテイン10」をお奨めします。

カプセルになっていますので、
目を守ってくれるヒーローであるルテインを
簡単に摂ることが出来ます。


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