コンセントの左右の穴

なにげなく使っている日用品や設備の中には、
よほど注意しないと見落としている
意外なヒミツがあります。

例えば、
お風呂に入る時に毎日使っている
シャンプーやリンスには、
目をつぶっていても見分けられるように、
あるシルシがあることをご存知でしょうか。

同じ銘柄のシャンプーとリンスは、
ボトルの形が同じなため、
持った時にシャンプーとリンスを
見分けることが難しいです。

そこで、区別できるように、
シャンプーのボトルには
ポンプの頭の部分や容器の側面に
凹凸が付けてあります。

家電製品を使う際に、
電気を供給するために
差し込むコンセントにも
チョットした秘密があります。

ほとんどの人は、
左右の穴の長さが同じだと
思っている人は少なくありませんが、
右の穴のほうが少し短く設計されています。

右の穴は、電気が通ってくる穴です。

この右側の穴をホットと呼びます。

逆に右よりわずかに長い左の穴は、
コールド(もしくはアース)と呼ばれ、
電線を通して地面につながっています。

左の穴がアースになっているで、
万一コンセントに、
いつもより高圧の電気が流れてきたとき、
電気を地面に逃がす役割を担っています。

穴の大きさは左右で違いますが、
電気製品のプラグはどちらの向きに差し込んでも
問題なく使えます。


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