女性に多い便秘を解消する方法2つ
実は◯◯日を過ぎてからが便秘
健康や美容を考える上で、便秘に悩まされている女性は非常に多いと思いますが、厳密に何日間排便しないと該当するかについては、知らない方も少なくないのではないでしょうか。
日本内科学会では具体的な日数が定められており、排便が3日以上ない状態が続くと便秘だと言われています。また、毎日排便していても、残便感があるという場合にも該当するのです。機関や国によっては細かな定義が異なってきますが、自分が便秘になっているのかどうかを判断するには、日本内科学会の基準を参考にするのも1つの手ですね。
3日以上排便がない状態が続くと、身体にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。腸内に便が溜まったままになると、毒素を体内に吸収してしまったり、痔や大腸がんになるリスクもあったりするのです。快便ではないと感じたら、まずはどれくらいの間隔で排便できているかを把握しておくのが賢明だと言えます。
便秘と食事ってやっぱり関係あった!
自律神経やホルモンバランス、ストレスの影響で便秘になるものだと言われていますが、食事も大きく影響してきます。タンニンやカフェインが含まれている食べ物や飲み物を摂り過ぎると、腸の動きが鈍り、便秘になってしまうのです。また、肉類もたんぱく質が多いために腸内の悪玉菌が増えてしまいます。
これらの症状を改善するためには、善玉菌が多く、消化にいい野菜や果物、乳製品などの摂取が必要不可欠です。特に、野菜に関しては栄養バランスにも大きく関わるものなので、毎日食べるのが理想と言えるでしょう。
その中でも効果的なのは、食物繊維やビタミンが豊富に含まれている青汁です。老廃物を除去してくれる効果もあるため、腸内環境だけではなく、身体の調子も整えてくれます。ヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂れば、相乗効果にも期待することができるでしょう。
便秘解消のための運動法とは?
食生活の改善以外にも、運動で便秘の解消を促すことも可能です。さまざまな運動法の中でも、特に重要となってくるのは腹筋を鍛えることです。便秘の原因としては、腹筋が足りないために排便がうまくできないという方も少なくありません。特に、女性は筋肉量が少ないために悩まされることが多いですから、まずは腹筋を鍛えるようにしていきましょう。
腹筋を鍛える方法としては、ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、さまざまなものがありますが、できるだけ挫折しないものを選ぶのがベストです。また、運動をしなくても、日頃からお腹の筋力を意識した生活を行うことでも、ある程度の改善を見込めます。活発に動くように心掛けたり、腹式呼吸で生活するなどでも、腹筋を鍛えていくことができるでしょう。
お腹の筋力が鍛えられれば、それだけでも便秘解消に繋がるのは確かです。