醤油の「抗酸化力」とは?
和食が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
日本の食文化は、既に世界中の人達から支持されていましたが、
世界遺産に登録されたことで、
ますます注目度が上がることは間違いなさそうです。
海外の方が、まず最初にイメージする日本の食といえば、SUSHI(寿司)でしょう。
しかし、日常の食卓に身近なものとなると「SOYA(醤油)」です。
海外旅行を経験されたことのある方は既にご存知でしょうが、
現地にある多くのスーパーマーケットの調味料コーナーには、
醤油が並んでいます。
旅先で馴染みのある調味料が並んでいると、
携帯用の小びんを手に入れて、
現地食の味付けが舌に合わない時の心強い助けになりますね。
ところで、和食調味料の代表である醤油には、
すばらしい抗酸化力があることをご存知でしょうか?
抗酸化力とは、老化の原因となる「活性酸素」の働きを抑える効果のことです。
フルーツや野菜、ワインに含まれていることは広く知られていますが、
その力が醤油にもあるのです。
国立シンガポール大学の研究チームが明らかにしたその効果は、
ビタミンCの150倍、赤ワインの10倍ということです。
※シンガポールThe Straits Times紙 報道
主任研究員であるバリー・ハリウェル教授によると、
醤油には血流を促進する効果もあるということです。
世界も認める大豆の発酵食品である醤油は、
今後も注目されることでしょう。
ただし、醤油には塩分が多く含まれているので、
摂りすぎには注意が必要ですね。