プロポリスの名前の由来とは
プロポリスの効用についての情報は、既にご存じの方も多いと思います。
先に紹介したミツバチが作り出すスグレモノ「プロポリス」は、
今や私達の健康の大いなる一助となっていますね。
ところで、この「プロポリス」の名前の由来となると
案外知らない方もいらっしゃるようです。
そこで、今回は、プロポリスという名前の由来のお話から始めさせていただきます。
プロポリスという言葉は、実は2つの意味の言葉がくっつけられてできた言葉なのです。
「プロ」とは、前面で守るという意味です。
プロテクトもやはりプロの付く類似語です。
では「ポリス」とはどのような言葉なのでしょう。
ヒントを差し上げます。
強大な都市を意味するメガロポリス、
ギリシャのアテネの象徴的建築物ともいえるアクロポリスにも
ポリスという言葉がついています。
アクロ(高い丘)+ポリスです。
なんとなく想像できますでしょうか?
もう正解がお判りになった方もいらっしゃるでしょうね。
ポリスとは、都市という意味です。
したがってプロポリスとは、都の前面を守るという意味になります。
ミツバチにとって幼虫を育てるための大切なベビールームに、
悪影響を与える微生物やウイルスが侵入してきては、一族の存亡に関わります。
そこで、巣の入り口をは非常に強力な殺菌作用がある「プロポリス」という
粘性のある物質で壁を作るのです。
ミツバチと同じように、この素晴らしい物質を人間も
作り出せればよいのでしょうが、
残念ながら、現代の科学を持ってしても未だ作り出すことができていません。
プロポリスは、体長わずか数センチのミツバチが、
子供たちを守るために作り出した愛の盾(たて)と言えるでしょう。