プラセンタは果たして安全なのか
美容効果や健康効果を期待することができるということで、多くの方から支持を集めているもののひとつがプラセンタです。プラセンタとは、ヒトや動物、植物などの胎盤エキスを原料としたものであり、そこには胎児を育てていくために必要な豊富な栄養素が含まれています。
そんなプラセンタを摂取することで、様々な美容効果や健康効果を得ることができるのです。しかしそんなプラセンタですが、安全性には問題は無いのでしょうか。プラセンタに対する安全性についてご紹介していきます。
プラセンタ注射の安全性
プラセンタ注射は、美容外科や婦人科、内科といった医療機関でのみ行うことができるものです。プラセンタを摂取する方法の中では、最も高い効果を期待することができるのがプラセンタ注射です。
プラセンタ注射の原料となっているのは、基本的に国内のヒトの胎盤です。しっかりと検査を受けた妊婦の胎盤を使用しており、精製も行われているために基本的には安全とされていますが、100%であるとは言い切れません。現に、プラセンタ注射をした人というのは、感染症などの心配を危惧して献血をすることができなくなってしまうのです。
また、たまに注射後に悪寒や発熱、発赤といった症状が出ることがありますが、基本的にはすぐに治まります。ただ、中にはプラセンタに対してアレルギー反応を起こすこともありますから、初めて注射をするときには、特に注意が必要です。
プラセンタサプリの安全性
プラセンタ注射はヒトの胎盤を原料としていますが、プラセンタサプリメントの場合は、基本的に豚や馬、植物などの胎盤を原料としています。そのため、感染症などの心配が無く、注射のように献血の制限をされることもありません。
また、プラセンタサプリメントを製造している鉱区内の会社は、どこも厳しい自社基準を設けて安全な商品を製造しています。中でもサラブレットの馬の胎盤を使用したサプリメントは、血統がしっかりとしていて寄生虫などの心配も少なくて安定しているということから、特に安全性が高いとされています。
基本的にプラセンタサプリメントによる重篤な副作用などは報告されていませんが、プラセンタ自体にアレルギー反応を起こしたという事例があるため、初めてプラセンタサプリメントを摂取するときには、様子を見ながら始めていくようにすると良いでしょう。
安全にプラセンタを利用するには
基本的なプラセンタを摂取する方法としては、注射で体内に摂取する方法と、サプリメントなどで経口摂取する方法とがあります。安全性の高さで言うなら、サプリメントの方がおすすめであり、献血ができなくなるというデメリットを避け、手軽に続けることができます。
効果の高さならば注射が一番であるとされており、厳しい品質検査や管理の下で製造されているものの、感染症などの心配がゼロであるとは言い切れません。注射をする場合は、信頼できる医療機関にかかるようにし、医師の指示に従うようにすることが大切です。
また、プラセンタを摂取したいというときは、最初から注射にするのではなく、まずはサプリメントから始めてみるようにするというのもおすすめです。