2016/05/24青汁を飲む時間帯、便秘改善にベストなのはいつ？

「寝起きのコップ１杯の水で快便快適」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？起床直後、身体が十分活動していない状況で、水の摂取が消化器系を刺激することによって一気に全身の細胞が動き出す、そんな身体のメカニズムを端的に語っています。

しかし、青汁の便秘改善の流れは、単純にこの限りではありません。腸内環境の整備のみならず全身の健康状態そのものを向上させる効果を通じ、自力での快便をサポートするメカニズムです。

私達の生活スタイルは十人十色であり、各々にベストな摂取のタイミングも異なって当然でしょう。ここでは自身に最適な飲む時間の見極めに際し、押さえておいていただきたいポイントをご紹介いたします。

青汁で便秘にサヨナラなら飲む時間は朝がお薦めの理由

私達の胃腸は就寝中も活発に活動を続けています。就寝中は新たな食物の摂取は無く、胃腸内に既に存在する内容物から有効成分を摂取吸収する上でベストな時間帯なのです。こうした朝起床する時点では通常胃から小腸内の内容物は極めて少なく、ここにダイレクトに青汁を送り込めば、乳酸菌をより短時間で腸内に送り届けられると判断出来るでしょう。

また私達の身体は精神面のコンディションにも大きく左右されます。青汁を飲む時間を起床直後に設定から継続実践すれば、自ずと１日のスタートが気分的に引き締まります。このメンタル面のプラスの作用が、間接的に便秘改善の後押しに繋がれば効果増大です。液体である青汁の摂取が胃腸を内側から刺激するシンプルな効果も見逃せません。

青汁を飲む時間は就寝前で便秘解消を実現

就寝前に青汁１杯の習慣を推す声も根強く、その便秘解消効果との関係性の説明も説得力に満ちています。規則正しい食生活を遂行していれば、就寝前は胃で消化された内容物が腸に移動するタイミングと重なります。青汁により確実に乳酸菌を送り込むのであれば、この消化器系内の動きに連動させるのがベストとの判断は、確かに理に適っていると思われます。

さらに、就寝期間中も活発に働く腸に、このタイミングで青汁の各種有効成分を届ける事で、生きた乳酸菌の最大限の働きが期待できます。職種上昼夜が逆転、あるいはシフト制勤務で２４時間サイクルの生活が難しい方々におすすめの、青汁を飲む時間だと言えるでしょう。

飲む時間がバラバラでは便秘改善効果は半減の青汁

次々と目や耳に飛び込んで来る青汁の評判に心動かされ、飛びつくかの如く愛飲者の仲間入りをされる方の中に時折見られる、非常に残念な摂取方法があります。飲む時間を定めぬスタイルがそれであり、端的に結論を申せば、これでは得られる効果自体も怪しくなり兼ねません。特に便秘改善など２４時間サイクルの日常生活と密接に関係する目的であれば、それは尚更です。

私達の体調の根本的な改善は、決して一朝一夕で叶う事はありません。全身の各器官、さらには細胞１つ１つの単位が、元来の適正な働きを一時的に見失った状況が、便秘などの体調不良の根本的な症状の原因なのです。規則正しい生活のメリットを説く数々の文言を思い出し、青汁摂取に際しても規則正しく継続する姿勢を忘れてはなりません。