プラセンタ注射とは

プラセンタ注射とは

化粧品や美容用品などによく使われている成分のひとつがプラセンタです。美容に興味関心が高いという方は、プラセンタという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

プラセンタとは、哺乳動物の胎盤のことを指します。人間以外の哺乳動物は、出産をすると胎盤を食べてしまいます。これは、産後の体力回復に役立っているという説もあり、それだけプラセンタに含まれている栄養素が優れているということがわかります。

私たちが医療機関や美容などで注射注入しているプラセンタは、馬や豚などの哺乳動物のものが使用されていることが多くなっています。

プラセンタを注射するとどうなる?

美容外科などでもよく利用されているのが、プラセンタ注射です。では、このプラセンタ注射はどのような効果を発揮するのでしょうか。プラセンタが胎盤であり、産後の体力回復に役立つということを前述しましたが、それはプラセンタには胎児が育っていくために必要な栄養素が豊富に含まれているからなのです。

タンパク質や糖質、ミネラル、ビタミンなど様々な栄養素が含まれており、それが人間の持つ自然治癒力を向上させてくれます。そのため、プラセンタを注射して身体に取り入れることによって、疲労回復やアンチエイジング、ホルモンバランスを整えるといった効果が得られます。

プラセンタ注射の頻度

プラセンタ注射は、基本的には医療機関で受けることができます。内科や婦人科で、更年期障害などの改善として使われることもありますが、最近では美容目的で美容外科や美容皮膚科で利用している女性も少なくありません。

プラセンタ注射は、一度受ければ即効性があるかというと、そういうわけではありません。個人差もありますが、1週間に一度のペースで2ヶ月以上注射し続ける必要があり、その後も少なくとも2週間に一度のペースで注射しなければ効果が持続していかないとされています。

プラセンタ注射するときの注意点

プラセンタ注射は副作用の心配が高いとされています。具体的な副作用としては、注射の頻度が増えたり量が多くなったりすることで、下痢を起こしたり胃の不調が現れたりすることがあります。また、風邪のような症状が起こったり、皮膚トラブルが起こることもあるとされています。

中にはアレルギー症状を起こすこともあるため、何か少しでも身体の異変を感じたら、すぐに利用を中止し、医師に相談する必要があります。プラセンタ注射は、効果を得られやすいものの、このように副作用の危険性もあるため、利用するときには注意が必要となるのです。


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